この記事は前回の【得意なこと・才能を見つける編】の続きです。
まだ読んでいない方は、こちらから読んでいただけると分かりやすいと思います。

改めて、自分の天職・ライフワークとはあなたの”使命”です。
あなたのするべき生き方・したい体験=天命の中に使命も入っています。
使命はあなたが今回の人生で周囲に与えるべき良い影響のことです。
あなたの理想の生活(消費で得るもの)と周囲への良い影響(それに対する報酬)がバランスよくあることで
本当の意味でのあなたにとって一番幸せな生き方ができる、と考えます。
天命は自分の価値観を振り返ることで知ることができます。
使命は価値観に加えて、”才能”と”好きなこと”を掛け合わせることで見つけることができます。
この記事では、天職・ライフワークを見つけるために必要な自分の好きなことを見つけていきましょう!
好きなことを見つける
好きなことの定義について
使命を見つける上での好きなこととは「興味のある分野」のことです。
例えば、ファッション、美容、教育、、、こういった言葉(名詞)で表現できます。
好きなことに対しては強い興味を持ったり、疑問がわいてもっと知りたい!と感じます。
要注意!好きと勘違いしやすい間違いを知りましょう
・好きと得意は違う。
好きは名詞。ジャンル。カテゴリー。
例)美術、音楽、インテリア。
得意は動詞。自然とできること。
例)絵を描くこと、演奏すること、家具や雑貨をセンスよく組み合わせること。
好きなことと得意なこと、どちらも使命を見つけるために必要な情報ですが、
まずは区別してどちらも見つけていくようにしましょう。
・好きと憧れは違う。
これはとても間違いやすくて、しかも間違っていることに気づきづらいので要注意です。
憧れを仕事にするのは避けましょう。
自分では好きなことをしているはずなのに全然楽しくない、うまくいかない。。と言う状態になってしまいます!
両者の違いは、
好きは興味がある状態。
憧れは「イメージ」に惹かれている状態。
イメージに憧れている状態の例を挙げると、
「簿記の資格をとって経理職になって経験しておけばこの先も安泰だろうな」と言う考えで経理になる。ようなことです。
経理になれば需要がありそう、と言うイメージで仕事を決めようとしていますね。
このまま経理になった場合、全く興味がわかずモチベーションが保てないので毎日が辛くなってしまう可能性が高いです。
これが、「会社ではどうやってお金が動いているんだろう?どうやって管理しているのだろう?どうしたら効率よく管理できる?」など、
このように興味を持つことを発端に結果的に経理になった場合は仕事をしながら好奇心を満たせるのでモチベーションを保ちやすいと言えます。
好きと憧れは必ず分けて考えましょう!
私の失敗談はこちら。
ブログカード
・情熱を過大評価している
ここでお伝えしている興味とは、面白そう・気になる・知りたいという初期的なレベルでOKです。
漫画の主人公みたいに情熱を持って取り組めないと好きとは言えない!と考えなくていいんです。
育てていけそうな「好き」を見つけるイメージです。
最初から情熱レベルの好きを見つけようとすると、情熱だと思ったものが衝動・憧れと混同している場合があり、
興味レベルのものを探そうとする方が、そういった間違いをしにくいのです。
最初から自分の仕事を天職と思っている人は少ないもの。長く育てていける好きを見つけましょう!
・内発的な好きと外発的な好きを間違えている
内発的動機とは、楽しいから、面白いから、興味があるからやる。
外発的動機とは、お金がもらえるから、やらないと怒られるから、恥をかきたくないからやる。
ということは、
内発的な好きは、楽しいから好き。面白いから好き。興味があるから好き。
外発的な好きは、役に立ちそうだから好き。お金になりそうだから好き。食いっぱぐれなさそうだから好き。などです。
外発的な好きを重視するのはやめましょう。
外発的な好きを重視してしまうと、選択基準を自分の外側に置いている状態です。
これでは一生自分の選択に迷い続けるとこになってしまいます。
例えば、お金が稼げる仕事が好きと思ってそれを基準に仕事を選ぶ場合、
社会の変化によって稼げる仕事も変わります。
つまりずっと自分の外側の社会の変化に振り回されることになって迷い続けてしまうということです。
一方内発的な好きは変化しづらいものです。
これを重視して生きることで、自分の基準に芯が通りぶれない生き方ができるのです!
この好きは外発的ではないかな?と確認してみて下さい。
思いつく限りどんどん書き出して見ましょう
好きなことと間違いやすいことを学んだあなたは
本当に自分の好きなことを見つける準備が整いました!
上記の注意事項に注意して、自分にとっての好きなことを片っ端から書き出して、それを見返してください。
一人ではなかなか言葉が出てこない方は、家族や友人、同僚など気軽に話せる人に、
私はどんなことが好きに見える?と聞いてみるのもいいです。
自分では気づけなかったところから意外な答えがもらえることがあります。
好きなことを見つけるのに役立つ質問例
好きなことがうまく出てこない方向けに、いくつか質問を挙げますね。
・子供の時好きだったこと、夢中だったことは?
子供の時は頭のブロックがないので好きな事ばかり考えたり、遊んだりしていますよね。その時何が好きだったのか思い出して見てください。
・検索履歴を振り返って、どんなことをよく調べている?
・SNSでどんなアカウントをフォローしている?
・どんな動画を見ている?
・本棚にはどんなジャンルの本が多い?
検索履歴・SNS・動画の閲覧履歴・読んでいる本などから、どんなことに興味があってもっと知りたいと思っているのかわかります。
・コンプレックスやそれを克服した経験はありますか?
コンプレックスは好きと真逆の事柄のように思えますが、関心があるからこそ気になってしまうとも言えます。
さらにそれを克服した経験があるとしたら、そのための情報収集や試行錯誤に夢中になったのではないでしょうか?
それはあなたにとって強い興味と言えますし、克服した体験は他の人にとっても価値のあるものになっているはずです。
天職=使命を見つけるまであと少し
自分だけの「価値観」・「得意なこと」・「好きなこと」を見つけて言語化するのには
自分と向き合い、しっかり考えるまとまった時間がどうしても必要です。
一度これらを理解すると、一生自分の芯・コアをぶらさずに生きていけるようになりますので
ここは頑張り時です!
天職・ライフワークを見つけるには後もう少しです!
ここまでで頑張って見つけた「価値観」・「得意なこと」・「好きなこと」を組み合わせた、
自分だけの天職を見つけましょう!
組み合わせ方は次の記事で説明していきますね。
それでは、次の記事でお待ちしております!

相談サービスについて
灯台下暗し、というように自分で自分を知ることは難しいものです。
できれば家族や友達など身近な人に聞いてみることで
今まで気づかなかった自分を知ることができたり、見つけた使命に確信が持てるようになると思います。
周りの人に話しづらい、話したくない、でも自分だけだと確信が持てない。。という方向けに、
あなただけの「天命・使命・宿命」を見つけるための相談サービスを提供しています。
宜しければこちらもご検討くださいね。
