【実例】自分の天職=使命を見つけた方法

今回は、私が自分の天職≒使命をどういう風に見つけて生き方を変えていったのかを書いていこうと思います。

他の記事で、まず自分の価値観≒天命を見つけよう、

沢山ある選択のパラレルワールドの中から天命に沿った生き方にシフトしていって、

より魂を喜ばせる生き方に残りの人生の時間を目いっぱい使っていこう!という内容を沢山発信しているのですが、

よろしければこちらの関連記事も読んでみてくださいね。

使命は、天命の中にある「あなたが周りの人に与えるいい影響」のことです。

言い換えると天職やライフワークに当たります。

持続可能な理想の生活・魂が喜ぶ生き方をするには

同時にこの使命を果たすことが必要です。

とはいえ、使命も自分自身がやっていて楽しいこと・楽にできること・やりがいのあることになるので

理想の生活と引き換えに自分を犠牲にするのではなく、

使命=天職・ライフワークで価値提供すること自体に喜びを感じられますから

これも理想の生活の一部なんですね。

それでは、私が自分の価値観や天職を見つけるためにしたことや

向き合うきっかけになったことを

考えたプロセスを含めて時系列で書いていきますね。

目次

働くこと・仕事を真剣に考えないと心が壊れる

かく言う私も、ほんの少し前まではこの考え方に気づかず

仕事はお金を稼ぐためのもの、就職して働くのが普通と考えていました。

仕事というのは時間・集中力・体力・精神をそこにほとんど使ってしまいます。

お金を稼ぐためだけに仕事をしていると、

他で自分のやりたいことをしていこうと思っても

すでに自分のリソースがほとんど仕事に奪われて思ったようにできません。

そして、特に自分の感覚に鋭い人から

これでいいんだろうか、とモヤモヤしてくるようになり

心と頭が分離して、やがて体調を崩してしまうのです。

私も心と頭の葛藤状態が続いてしまい、

ついに適応障害の症状で仕事が捗らなくなり、

最終的に退職する決断をするという経験をしました。

この状態から真剣に自己理解のワークをし、

見つけることができた価値観とやりたいことに納得して、今はそれに従って生きています。

生き方を大きく変えて間もないですが明らかに心も体も元気になりました。

些細なことにイライラして、

明日が来るのが嫌で、

感情のないロボットになりたい、

もうこの人生いらないって思っていた自分はなんだったんだろうと感じます。

それほどまでに、仕事というのは自分にとって大切なリソースを投入するものであり、

自分に本当に合った使命を見つけてそこに向かっていかないと心と体が分離して悪影響を及ぼすということに気付きました。

自分のリソースを使ってほとんど毎日行う仕事が、自分の価値観から外れていていい訳がなかったんです。

価値観から見つける「働く目的」

私は価値観を見つけるワークの中で使命にあたる「働く目的」を探していた時に

今までマイナスと感じていた経験が180度反転して

自分の生きる意味に変わるという体験をしました。

その価値観のもとになった経験というのは、

私は両親が不仲で貧乏で自分の家の中に居場所がなく、ストレスだったことです。

学校でその家庭内で溜まったストレスが滲み出たり、態度に出ることで

スムーズな学校生活も難しかったんです。

自分らしくいると(ストレスを周りに伝わるようにする状態)だと

周りに迷惑がかかって嫌われる、と学んだ私は

高校生になったあたりから、ありのままの私でいないことを選びました。

感情をなるべく殺して、人との交流を抑えていました。

自分のストレスで周りの人を傷つけないように。そして嫌われないように。

自宅にも学校にも本当の自分でいられる場所がなかったんですね。

中学生の時の先生と個人面談がありました。

藁をも縋る思いで先生に思い切ってこのことを相談したことがあったのですが、

明らかに困った様子で、アドバイスももらえず、自分の秘密を吐露するだけに終わってしまいました。

他にはリスカも少ししていたけど、それを知っても親が心配してくれることもなかったですね。。

すごくしらけた気持ちになって、逆にリスカを辞められましたけど(笑)

これらは自分以外の人間に頼るのは無駄だと考えるきっかけになってしまいました。

そしてますます、周囲の大人や友達に助けを求めたり、相談するということもなくなり、

ありのままでいられないまま生きてきたので、

毎日が息苦しくて辛くて誰にも分かってもらえなくて。

この世に生んだ親を恨みました。

ずっとこの人生を辞めたくてしょうがなかったです。

価値観を見つけるワークを進める中で、

この昔の一番辛かった、どんなに幸せな出来事があっても根底に死にたい気持ちを持ちながら生きてきた私自身と、

その原因と向き合うことになりました。

改めて子供の頃は特に辛かったな〜、誰かに上手に話を聞いてもらえたらどんなに救われただろう。

どこか1箇所だけでも、ストレスフルな自分のありのままでいられる場所があったなら。。

自分らしくいられない土台を作ってしまうと、

大人になって自立できた後も苦しいよ。

こんな思い自分も、誰も、しないで欲しいよ。

「生まれてきたくなかったを、生きてきてよかったに変えたい」

その言葉が心に浮かんだ時、涙がボロボロ出てきて。。

今までの辛い環境は、これにたどり着くための宿命だったのかもしれない、と自然と感じることができたのです。

何かしらの方法で、昔の私のような辛い生まれてきたくなかったという気持ちを、

生きてきてよかったに変えることができたら、、どんなに素晴らしいだろう。。

そのために私に何ができるだろう・・?

これが今の私の働く意味といえます。

そうして自分にできることを見つけるために、

次の「得意・才能」「好き・興味」を探すステップに移っていきます。

自分の得意・才能を見つける方法

得意・才能を自分で見つける時に大切なのは人と比べないことです。

誰よりも上手くできることなんてほとんど無いんですから。

そこは潔く認めた上で、周りは気にせず自分だけに焦点を当てて考えてみます。

ポイントは、

・進んでしている行動

・やっていて楽しいこと

・やっていて楽なこと

・自然とできること

・やらないと気が済まないこと

・褒められたことがあること

こういった経験・感覚を今までの自分の中から見つけて言葉にしていきます。

得意なこと・才能を見つけるために役に立った質問

・苦手なことはなんですか?それを「だからこそ」で置き換えるとどうなりますか?

自分にとって得意なことを挙げるより、苦手なことを挙げる方が最初は簡単です。

しかし、苦手と得意は意外と近い関係の場合があるということに気づきました。

私の回答:暗記しておくことが苦手。だからこそ、メモを取る、書き出す、手順を書き出して自分のマニュアルを作る、など。

・絶対にやりたくない仕事はなんですか?

こちらも苦手なことから得意を導き出すタイプの質問で答えやすかったです。

私の回答:人に直接触る仕事:看護師・美容師・エステティシャンなど

飛び込み営業(相手の都合や迷惑を想像してストレスがたまってしまう)

自分の利益だけを追求する仕事・詐欺に近い売り込みなど(仕事は私もお客さんも幸せになりたい)

聴覚・視覚・嗅覚など五感に刺激が強い職場(オフィスが雑多・工場・畜産など)

→ここから分かる苦手なこと:お客さんと実際に触れ合うようなシーン、気遣いが自分の負担になるシーン、五感に刺激があるシーン

→得意なことに言い換えると:一人でマイペースに進めること

・「なんでこんなこともできないの?」と周りの人に思うことはなんですか?最近イラッとしたことはなんですか?

頻繁に周りの人に対してストレスを抱えやすかった私。

それは自分にとっての当たり前が投影されて反応していることでもあったんですね。

私の回答:「なんでわかってたなら先に言わないのだろう?」→得意なこと:段取り・計画を立てる

「なんで失礼な態度を取るんだろうor身だしなみも整えられないの?」→得意なこと:マナー・礼儀・気遣い

私の得意なことまとめ

このように得意なことを見つけるポイントと質問集を使うことで、

以下のような内容が自分にとって得意なことだと分かりました。

・計画を立ててから行動すること

・礼儀正しく振る舞うこと(マナー・顔色を見る)

・マニュアルを作って2回目以降のフローを楽にすること

・効率よくしようとすること

・なんでもメモすること

・興味のある分野の情報収集、インプット

・情報を整理すること、書き出してまとめること

・リスト化・マニュアル化すること

・優先順位をつけること

・一人でも計画に沿ってコツコツ行動する

・写真を綺麗に撮ること、構図を見つける

・文章を書くこと

・絵を描くこと

・手元でコツコツ作り上げること(ただし物作りでも他人とのすり合わせが多すぎると苦手に)

似たような内容もあるのですがとにかく思いついたらまず書き出してみます。

また、自分のことは周りにいる人に聞いてみるのも効果的です。

自分では大したことないと思っていたこと、

全く頭に浮かんでこなかったようなことが教えてもらえます。

私は友人たちからフィードバックをもらった時にこのような内容がありました。

・新しい世界を見せてくれる

・気付き(転機)をくれる

・楽しそうにやりたいことをしていて惹かれる

・人への接し方が丁寧

思いがけなかったのは「新しい世界を見せる」「気付きを与える」「転機を与える」という自分以外に知らず知らず農地に影響を与えているという点で、

自分がその時々に興味があることや知識を深めていることを友人に話すことがよくあり、

それが友人たちからすると、楽しそうで魅力的、あたらしい世界や気付きが得られる、と感じたようです。

周囲の人により良い影響を与えられる人でありたい、と願っていたので

このフィードバックは嬉しかったです!

自分の好きなことを見つける方法

次に好きなことを改めて言語化して検討していきます。

価値観や得意なことを言語化するよりも少しハードルが下がる方も多いんじゃないかな、と思いますが気をつけたい点もあるので注意して下さい。

好きなことをリストアップする時に気をつけること

・この段階で仕事にできそうかどうかをジャッジしない

ということです。

このワークの最終目的が使命=天職を見つけることなので

つい仕事にできるか、というフィルターを持って好きなことを探してしまいがちですが、好きなことをどう仕事にするかは

この後のステップで行いますので、この段階では絶対にこのジャッジをしないで

広い分野から自由に好きなことをピックアップしていきます。

また「好き」は、

・好きなこと=興味のあること

という定義でピックアップしていきます。

間違えやすいのは

・憧れと興味は違う

ということです。

憧れはとても厄介な感情で”好き”と近い感覚があるので間違えやすいのです。

そもそも私は憧れを好きと勘違いして大学の学部選択→仕事選択をした結果、

じわじわと毎日が辛くなり、

なんで好きなことを仕事にできたのにこんな感覚になるのかますます悩み、

最終的に適応障害までいってしまいました。

なので憧れを仕事にしてしまう怖さを身をもって知っています。

憧れと好きの見分け方は、

憧れ=それをやっている人がかっこよく見えること、他の人からかっこよく見られそうと思うこと、でももっと知りたい・勉強しようとは思えないこと。

好き=興味のあること、もっと知りたい、自然と勉強したり調べたりしてしまうこと。

つまり、自然と時間やお金を使って追求しようとは思わないこと、勉強しようとすると辛いことは憧れです。

それを仕事にすると時間が経つほど辛くなってしまいます。

気をつけて下さいね。

私のピックアップした好きなこと

上記の内容に気をつけて自由にピックアップした好きなことのキーワードは以下の通りです。

・手先で何か作ること(絵を描く・イラスト・手芸)

・ビーズ、ビジュー、ジュエリー(キラキラ美しいもの)

・魔女、魔法使い

・アニメーション

・ミュージカル、映画、ドラマ

・ディズニー

・テーマパーク

・ハーブ、アロマ、オイル、お香(自然にあるもので癒される)

・美容、アンチエイジング(綺麗に元気でいるには?)

・歌うこと

・心理、自己理解(自分を知りたい、知ることで幸せになりたい)

・展覧会(作者の気持ち・苦労・言いたいことを考えながら作品を見ること)

・脳科学、量子力学、潜在意識(まだ解明されていない世界の力)

・新しい技術(AI、プロジェクションマッピング、アトラクション)

・英語(映画・ドラマ・洋楽、聞き取りたい話したい)

・コーヒー

役に立った好きなことを見つける質問

・克服してきた・これから克服したい悩み・コンプレックスはなんですか?

悩みやコンプレックスから好きなこと(興味のあること)が見つけられるのが意外でした。しかもマイナス面は比較的見つけやすいのも答えやすい質問だと思います。

私の回答:自己肯定感のあげ方・自分を癒す・感情をコントロールする→好きなこと:自己理解・セルフコーチング・心理・脳科学

・仕事やお金のことを考えなくてよかった頃、何が好きでしたか?

損得勘定抜きに純粋に心からやりたいからやっていたことが見つけやすい質問だと思います。

私の回答:絵を描くこと・フェルトでマスコットを作ること・ビーズでアクセサリーや小物を作ること・歌うこと→好きなこと:自分の手で作ること・歌うこと

・あなたがしたい生き方を実現できる分野はなんですか?

この質問はある程度自分の好きなことが挙がった後、後半に考えるといい質問です。

すでに見つけている価値観から理想の生活が浮かんでいると思うのですが、それと相性のいい好きなことがピックアップしやすいです。

私の回答:したい生き方は、大好きな家にいながら仕事をすること・仕事のために電車に乗らない→したい生き方が実現できそうな分野:ネットを利用したマネタイズができること。例えばハンドメイド品を出品、チャットやZoomで悩み相談を受ける、SNSやブログでの発信活動

自分の「得意なこと」と「好きなこと」が重なったところから実際の活動を決める

ここまでで、「価値観=働く理由」・「得意なこと・才能」・「好きなこと」が言語化できました!

これらを組み合わせた結果が自分の天職となります。

私の場合は、、

「価値観=働く理由」

「生まれてきたくなかったを生きてきてよかったに変える」

「好きなこと」

「ハンドメイド」「ビーズ」

「得意なこと」

「一人で、計画・自分の手元で作る・写真を撮る・文章を書く」

これらを1つの文章にまとめると、

「生まれてきたくなかったを生きてきてよかったに変える」ために、

「ハンドメイド」「ビーズ」の分野で、

「一人で、計画・自分の手元で作る・写真を撮る・文章を書く」ことを活かす仕事・活動をする。

このようになります。

皆さんも、自分の見つけたキーワードから、この文章を真似して自分の天職を言葉にしてみて下さい。

思いがけない新しい興味=好きの発見

「好き」を探す中で新たな「好き・興味」が見つかる可能性もあるということを私の経験から少しお話ししますね。

少し遡って、私のピックアップした好きなことの中に「魔女・魔法使い」というのがあったと思います。

これは、まずは仕事にできるかということを度外視して脳のストッパーを外して自由に好きなことをピックアップする中で挙がった1つの項目でした。

ピックアップした時には魔女になろう!なんてもちろん考えていないですし、気軽にピックアップしたキーワードだったのですが、

どうしても「魔女」というキーワードが気になり、もう少し踏み込んで考えたり調べたりしてみたんですね。

今、魔女として活動している人はいるか?魔女の定義は?なるとしたらどうすればなれるのか、など調べてみました。

私にとっての「魔女」は、

千と千尋の銭婆みたいに、慎ましい空間で落ち着いて話を聞いて有益なアドバイスをくれたり、

魔女の宅急便のキキのお母さんみたいに、植物に囲まれた温室で薬を作って貢献したり。。

魔術で人を呪ったりする怖い存在ではなく、自然と人間界の間に存在している、人に新しい視点や癒しをもたらす人物というイメージです。

また魔女について調べていると、魔女はいくつかの占いを使いこなす、とあり、

そうかも!と感じ、ワクワクした感情が湧き上がりました。

そして今まで全く関わりがなかった「占い」というものをやってみることにしました!

ワクワクする気持ち、やってみたいなという素直な気持ちに従ったんですね。

ここからまた調べたり、本を読んだりする中でお話を聞いてみたいと思える先生と出会うことができました。

そして実際に占いを学び、やってみることで、

これは私の叶えたい「生まれてきたくなかったを生きてきて良かったにする」を実現する1つの手段として使えるのではないかな?と感じ、

占いをきっかけにした考え方と行動の変化を促すことができる存在になれたら、、と勉強と実践を続けています。

占いに関しては、もっと知りたい、もっとうまくなりたいという気持ちが湧いてきているので、

これは私の「好き・興味のあること」ですね。

このように、仕事に関係ないと思われるところから新しい発見が生まれることがありますので

頭のブロックを外して、楽しんでキーワードをピックアップして下さいね!

まとめ・私が自分の天職=使命を見つけた方法

今回も考えるプロセスや、過去の経験も合わせて全てを書き出しましたのでとっても長くなってしまいました。

自分の使命を見つけるためのプロセスは、

まずは価値観、次に得意なこと・好きなことのキーワードを言語化してから

使命を見つける定型文にキーワードを当てはめてしっくりくるパターンを見つけるというシンプルものなのですが、

全てのプロセスで自分の過去・内面と深く向き合うことになるのである程度時間がかかります。

落ち着いて自分を振り返ることができるまとまった時間をとって集中してワークできるといいと思います。

ただし、一人でワークをしていると

自分で見つけたキーワードや使命が本当に正しい物なのか分からなくなってしまうことがあります。

特に普段自分の心の声を無視しがちな方などは、

うまくキーワードを見つけられなかったり

頭で考えたキーワードをピックアップしてしまって、

本当の価値観・得意なこと・好きなことが見つけられないことがあります。

そのような方向けに、あなたにとっての「4つの命」を見つけるための相談会の提供をしています。

「4つの命」を見つけるワークは基本的にご自身がご自身に向き合うことで成り立つワークですが、

その中でうまくできない部分中心に

私との会話やタロットを通してあなたのハイヤーセルフのメッセージを受け取ることで

別方向の刺激から脳が活性化したり、気づきを得たり、すっきりして次のステップへ進んでいただけるよう、

「心理学」「コーチング」「タロットリーディング」など

私のモテる全ての知識を総動員してワークを進めるお手伝いをいたします。

気になる方はご案内のページをご覧くださいね。

それでは改めて、ここまでお読みいただきありがとうございました。

あなただけの使命に気づくヒントになれば幸いです!

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